避妊の方法は?医学的に妊娠しないための対策を6つ紹介します!

「避妊にはどんな方法があるのかな?」あなたは今そう考えてはいませんか?現在妊娠を望んでおらず、しっかり避妊をしたいと思っているあなたに朗報です。この記事を読めば、6つの避妊方法について知識を深めることができます。巷には噂レベルの避妊方法も存在しますが、今回紹介するのは医学的に効果が認められている方法のみです。

また、避妊方法それぞれの特徴だけでなく、値段妊娠確率副作用入手方法などについても比較して徹底解説します。この記事が正しく避妊をするためのお役に立てば幸いです。

 

避妊とは?

避妊とは、妊娠を避けることを意味します。まず妊娠は、性交によって女性の卵子と男性の精子が出会い受精卵となる「受精」に始まるものです。受精後、子宮内に到着し、子宮内膜に結び付く「着床」をすることで妊娠が成立します。この妊娠までの過程である受精または着床を、人為的な方法で妨げることで妊娠を避けることができます。

避妊しないと妊娠の可能性が高まるため、妊娠を望まない場合は必ず避妊をしなければいけません。また、避妊をしていると思っていても、勘違いやミスによって避妊失敗となる可能性もあります。避妊に失敗した場合も、避妊しないとき同様に妊娠の可能性が高まるため、避妊について正しい認識を持って実践することはとても重要です。

避妊の失敗に関しては、こちらの記事をご覧ください。

避妊に失敗したときの対処法|緊急避妊の仕方とリアルな失敗例

 

主な避妊方法6つ

日本国内ではコンドームを用いた避妊方法が主流になっていますが、避妊方法は一つではありません。避妊方法はそれぞれメリットやデメリットが異なるので、比較をした上で自分に合った方法を選択しましょう。

コンドームによる避妊

日本で最も一般的な避妊方法がコンドームで、数ある避妊方法の中でも80%以上の日本人が選択しています。コンドームでの避妊は、性交時にゴム製の袋を男性器にかぶせ、射精をしても精液が膣内に流れ込まないようにするという方法です。

コンドームはドラッグストアなどでも購入できるため、産婦人科や婦人科への受診が必要な方法とは違って手軽に避妊ができます。また、妊娠を防ぐだけでなく性器同士が直接触れることを防ぐので、性感染症予防も同時にできるという点がメリットです。

しかし、コンドームは失敗率が高いというデメリットがあります。正しく使用していても妊娠率は2%に上り、着用のタイミングを間違えるなど理想的な使い方をしなかったときの妊娠率は約18%と非常に高いです。コンドームは手軽な避妊方法ですが、使い方には細心の注意を払う必要があります。

ピル(経口避妊薬)による避妊

ピル(経口避妊薬)は、産婦人科婦人科で処方してもらい、女性が毎日内服することで避妊の効果がある薬です。現在、日本で認められているのは「低用量ピル」と呼ばれる女性ホルモン量の少ないもので、英語名のoral contraceptivesから「OC」とも記載されます。

デメリットとして副作用が見られることが挙げられますが、副作用が表れる可能性は決して高くなく、副作用を感じない女性も少なくありません。吐き気や頭痛といった副作用を感じたとしても、初めてピルを服用してから2~3週間で収まることが一般的です。

ピルのメリットは避妊成功率の高さで、飲み忘れなく毎日服用すれば約99.7%妊娠を防ぐことができます。また、ピルを継続して服用することで、月経周期が安定したり、生理痛が軽減されたりするため、月経が重い女性や周期が不安定な女性には大きなメリットです。

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IUD(子宮内避妊具)による避妊

IUD(子宮内避妊具)は英語名のIntrauterine deviceを略した呼び方で、子宮内に小さな避妊器具を装着して妊娠を防ぐ方法です。妊娠は、受精卵が子宮内膜に着床することで成立しますが、IUD(子宮内避妊具)は子宮内の環境を変える役割を果たし、着床を防ぐことによって妊娠を防ぎます。

また、IUD(子宮内避妊具)の中には「銅付加IUD」や「IUS」と呼ばれる種類もあり、それぞれの特性からプラスアルファの効果を得ることができます。

  • 銅付加IUD…付加された銅から放出される銅イオンの働きで、精子の運動量を抑える効果がある。
  • IUS…IUDに黄体ホルモンが付加されたもの。黄体ホルモンの効果で月経痛が緩和されたり、生理の量が少なくなったりする。

IUD(子宮内避妊具)の特筆すべき特徴は、一度挿入すれば2~5年間高い避妊効果を得ることができるという点でしょう。ピルのように常に避妊のことを考えなくても良いというのは大きなメリットです。ただし、IUD(子宮内避妊具)の挿入には医師の判断が必要です。出産経験のない女性など、IUD(子宮内避妊具)の適さない人もいますので、産婦人科で相談し、よく検討する必要があります。

避妊手術による避妊

避妊手術は、生殖器に手術を施して生殖機能を喪失させることで妊娠を避ける方法です。男性の場合は精子が通る精管、女性の場合は卵子が通る卵管を糸でしばるか切断するという外科手術になります。男性の避妊手術は日帰りでも受けることができますが、女性の避妊手術は入院を伴います。

避妊手術は永続的に避妊の効果が続くため、一生涯妊娠を望まない人や、すでに子供を産み終えた夫婦など、今後妊娠を望む可能性がないかをよく考えて検討すべきです。

皮下インプラントによる避妊

皮下インプラントは、女性の上腕に黄体ホルモンが入ったスティックを埋め込む避妊方法です。黄体ホルモンには排卵を抑制する働きがあり、埋め込まれたスティックから黄体ホルモンが卵巣に働きかけることで妊娠を防ぎます。一度スティックを埋め込めば避妊の効果が約3年続くため、IUD(子宮内避妊具)同様に、毎日避妊のことを考えなくても良いというのは大きなメリットです。

しかし、現在の日本において皮下インプラントは認可されておらず、国内では避妊方法の選択肢となりません。海外在住で、中長期的な避妊を望む場合に検討できる方法と言えるでしょう。

アフターピル(緊急避妊薬)による避妊

アフターピル避妊に失敗してしまった場合に使用する緊急避妊薬です。避妊をせずに無防備な性交をしてしまった場合や、コンドームが破れてしまったなど想定外の失敗が起きた場合にも、アフターピルを服用することで妊娠の可能性を下げることができます。

アフターピルは避妊に失敗した性交から72時間以内に服用し、5~7日間の排卵を抑制することで妊娠を防ぐという仕組みです。産婦人科や婦人かで処方してもらい、正しく服用すれば約85%の確率で妊娠を防ぐことができます。

アフターピルについては、こちらの記事をご覧ください。

アフターピル(緊急避妊薬)とは?効果や値段について現役医師が解説

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避妊方法の比較表

避妊方法はそれぞれ値段や妊娠確率、副作用、入手方法などが異なります。紹介した6つの避妊方法を比較して、自分に合った避妊方法を検討してみてください。

値段相場 避妊確率

①正しく使用した場合②使用した場合

副作用 入手方法
コンドーム 40~150円(1個あたり) ①98% ②82% なし ドラッグストアなどで購入
ピル(経口避妊薬) 2,000~3,000円(1ヶ月あたり) ①99.7% ②91% 頭痛、吐き気、不正出血、乳房の張り、倦怠感 産婦人科や婦人科で処方してもらう
IUD

(IUS)

30,000~35,000円

(40,000~50,000円)

①99.4% ②99.2%

(①99.8% ②99.8%)

月経不順、過多月経、不正出血、腹痛、おりものの増加

(月経不順、腹痛、月経期以外の出血、卵巣嚢腫)

産婦人科や婦人科で挿入してもらう
避妊手術 80,000~25,000円 女性の避妊手術①99.5% ②99.5%

男性の避妊手術①99.9% ②99.85%

術後の痛み 外科手術
皮下インプラント 国内データなし 頭痛、月経不順 国内では入手不可
アフターピル 6,000~15,000円(1回分) 85%(※1) 頭痛、吐き気、不正出血、乳房の張り、倦怠感 産婦人科や婦人科で処方してもらう

(※1)妊娠阻止率(排卵日近くの妊娠しやすい日の性交による妊娠を阻止した割合)の数値

 

避妊のQ&A

この記事で紹介した避妊の方法以外にも、避妊方法についての噂を耳にすることがあるでしょう。しかし、噂の中には正しくない情報が混ざっていることもあるため、自分で情報を取捨選択することが重要です。避妊について特に有名な噂の真偽を解説しますので、正しくない噂に惑わされないようにしてください。

コーラで避妊できるって本当?

かつて、性交したあとにコーラで膣を洗えば妊娠をしないという噂が流れており、現在でもコーラに避妊効果があると勘違いしている人もいます。コーラでの膣洗浄による避妊の効果は全く認められておらず、正しい避妊方法ではありません。コーラでの膣洗浄は、もともとコーラによって膣内の精子を死滅させることができるとして信じられてきました。しかし、コーラには殺精子の効果が認められていないばかりか、精子はすぐに膣から頸管へと向かうため、コーラで精子を洗い流すことすら不可能です。

また、コーラでの膣洗浄は膣内の細胞を傷め、膣炎性感染症のリスクもあります。コーラでの避妊は効果がない上にリスクを伴うため、絶対にしてはいけません。

安全日なら避妊は必要ない?

一般に「安全日」と呼ばれる妊娠の可能性が低い日は、女性の排卵日から前後2~3日以外のことです。排卵周期によるこの「安全日」は、女性が毎日基礎体温を測ることである程度予測できるので、「安全日」なら避妊の必要はないと思っている人もいます。しかし、「安全日」はあくまでも妊娠の可能性が低い日であって、妊娠の可能性がないわけではありません。

女性の排卵周期は体調やホルモンバランスによって、遅れたり早まったりすることも珍しくないため、排卵日を確実に予測することができません。一般に「安全日」と呼ばれている日でも妊娠の可能性はあるため、妊娠を望まない場合は避妊をする必要があります。

 

避妊 まとめ

この記事では、避妊についての基本知識や、6つの避妊方法避妊に関する噂の真偽を解説しました。避妊は、妊娠を望む場合を除いて適切に行われなければならないものです。避妊方法はそれぞれ特徴が異なり、人によって選ぶべき方法が違います。身体の状態や現在の生活などを考慮して、これから実践すべき避妊方法を検討してみてください。

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